勇壮 船神輿
漁港のある厚内地区で6月15日の厚内神社のお祭で船神輿(みこし)の巡行が行われました。
約40年続く厚内の伝統行事で、二十数人の「ヤン衆」が重さ約400キロの神輿「第二あつない丸」を担いで、まず地域の漁業会社や漁協などをめぐり、最後に砂浜へ。太平洋の荒波に飛び込み、豊漁と安全操業、地域の繁栄を祈願して、「ワッショイ、ワッショイ」と叫びながら激しく神輿を上下させ気勢を上げました。
浜では漁師の家族も応援に訪れ、父ちゃんたちの勇ましい姿を誇らしげに見つめていました。このほか小学生も子供船神輿を担ぎ、また幼稚園児たちもアニメキャラクターをかたどった神輿を台車にのせて引っ張って地域を巡り、住民が道ばたで目を細めて見守っていました。