留真(るしん)温泉・道の駅の計画を撤回すべきでは
受理年月日 | 平成20年3月27日 |
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回答年月日 | 平成20年4月1日 |
内容
町が進めている留真温泉、道の駅、町道の改良について、反対をしている人々の意見が文章で出されていない。賛成の意見のみが前に出すぎてはいないだろうか。ホームページ上で町議会の質疑内容についても核心を突くものがまったく見られない。
客が集まらない原因が何なのか、以前、業者が頑張っても駄目だったのに、なぜ、町民の金をつぎ込むのか。
箱物を作り、町民に過大な負担を残した以前の町政を反省して、今こそ計画を撤回すべきだと思う!
回答
留真温泉、道の駅、町道の改良を国の交付金を使って整備を進めるまちづくり交付金事業については、昨年、町民説明会を実施して、町民の皆さんからいろいろなご意見を頂戴しながら、町議会の議決をいただき整備を進めているところです。
まちづくりと財政健全化をどのように両立させていくかということについては、厳しい財政状況にあった浦幌町としましては喫緊の課題であり、町民の皆さんにご負担をお願いしながら行政改革の推進による経費の圧縮、給与の削減、職員の一部不補充などによる人件費抑制を進めて参りました。公債費(町の借金返済)は平成18年度をピークとして、徐々に減ってきており、財政に明るい兆しが見えてはおりますが、交付税の動向によりまだまだ予断は許せない状況であり、今後も行政改革を進めながら、財政健全化を図っていく必要があります。
私は、町政の舵をとるものとして、財政健全化を目指しながら一方では町の活性化というものを考えていかなければなりません。
昨年の町民説明会でもお話させていただきましたが、留真温泉については、福祉目的に町民の皆さんの癒しと健康増進と併せて観光の一面も考えながら整備をしていきたいと考えております。道の駅については、現在整備中の上浦幌地区を走る北海道横断自動車道や国道336号の影響により、今後、通過交通量が減少していくことを見据えて、この国道38号を、何とか町の情報発信基地として、町の活性化に結び付けていけるよう整備していきたいと考えております。福祉施設が周辺を取り巻く町道健康公園通りの歩道改築については、高齢者を含めた歩行者の安全な交通を確保し、快適性の向上を図っていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
道の駅および留真温泉の整備に際しましては、今後においても、具体案が出来ましたら、再度、町民説明会を開催して参りますので、ご意見をいただきますようよろしくお願いいたします。
- 回答課
- 浦幌町長 水澤一廣