浦幌町農村環境改善センターの有効利用に関して

登録番号
00166
更新日
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受理年月日 平成28年7月4日
回答年月日 平成28年8月2日

内容

農村環境改善センターその他遊休施設がいまだに有効活用される気配がありませんが、農村環境改善センターの建物は立地も良く、うまく道外に宣伝すれば使用者など見つかるはずですが、このまま放置され危険になり取り壊しされるのが落ちと見受けられますので一つ提案申し上げます。

浦幌や北海道の大部分の市町村は過疎化、高齢化の流れに乗りいかなる対策を講じても助かる見込みは少ない、しかしこのまま高齢人口の割合が増えていけばいずれ財政を圧迫し、行政は立ちいかなくなるのは目に見えています。

人は高齢になれば体がいうことをきかなくなり要支援、要介護化していきます。このまま要支援、要介護老人が増加していけばどうなるかは想像に難くない、今最もやらなければならないのは介護予防、すなわち高齢者が要支援、要介護化するのを少しでも遅らせ生産性を保たせることです。

そのために最も有効なのはパワーリハビリテーションです。農村環境改善センターを整備し、パワーリハビリテーション機器その他を設置して大々的なリハビリテーション施設とし、近隣市町村からも利用者を有料で受け入れていけば近隣市町村としても助かるはず、是非とも農村環境改善センターをリハビリテーション施設にするべきです。

町内のパワーリハビリテーション施設では、施設利用者ばかりに運動させ、外部利用者がほとんどいないというもったいない状況も見られます。こんないいものが世の中にあるなら是非、町としてリハビリテーション施設を作り高齢者を元気にする事業を行うべきでしょう。

パワーリハビリテーションは6台の機器を使います。1台200円から300円徴収すれば利用者一人につき1200円から1800円の収益が出ます。実際東京の近隣の市区でパワーリハビリを導入し大きな成果を上げているところもあります。

これだけの立派な施設建物があるのですから是非、有効利用していただきたいものです。

回答

浦幌町農村環境改善センター等の遊休施設については、人口減少・少子高齢化の進展や社会情勢の変化等による利用者数の低迷と、建築後の経過年数による設備等の更新を必要とし、その更新費用の確保が大きな課題となり、現在に至っております。また、これら遊休施設等の利活用について、新聞や町のホームページ等を通じ、全道並びに全国の民間事業者等の皆さんにご提案を呼びかけましたが、応募はありませんでした。

浦幌町の将来人口の推計では、65歳以上の高齢者は今後も増え続け「平成32年」がピークとなり、高齢化率が4割を超える見込みです。

ご意見にもありましたが、高齢化人口の割合が増えることや要介護状態等になる高齢者が増えますと、介護保険会計が逼迫することとなることから、町では、高齢者の方が住み慣れた地域で自立した生活をできるだけ長く続けられるように、被保険者の要介護状態等となることの予防、または要支援状態の軽減若しくは悪化の防止などを目的として、今年の3月より「介護予防・日常生活支援総合事業」を始めたところです。

ご提案のあった「町としてパワーリハビリテーション施設を作り事業を行う」につきましては、パワーリハビリテーションは、マシンを使ってリハビリが必要な高齢者等に対して、適切な指導者がサポートしながら行なうことで、動作性や体力の低下を改善するために有効なサービスであることから、現在、町内の介護サービス事業所において、パワーリハビリテーションによる介護サービス事業が実施されているところであり、町としても支援しているところです。又、総合スポーツセンターにおいても、各種トレーニング器具や体育館のランニングロードを利用し、各自において体力の維持や健康回復を目的として利用されております。

今後においても、スポーツ施設の積極的な利活用を推奨し、並びに現在の介護予防サービスを充実させながら、新たな予防事業等も進めて参りますので、ご理解願います。

回答課
保健福祉課高齢者福祉係
まちづくり政策課まちづくり推進係
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