国民健康保険税額について
受理年月日 | 平成24年7月20日 |
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回答年月日 | 平成24年8月2日 |
内容
浦幌町の国民健康保険税の税額なのですが、全国平均でみると、ちょうど中間あたりです。ところが、北海道の平均年収は真ん中よりかなり低い31位あたり(47都道府県)です。税額が所得に対して多すぎではないでしょうか。
浦幌町の水道料金なども現在、東京都の1.5倍前後であり、浦幌町が住みよいまちとは言えないと思いますが、現状をどう考えているのでしょうか。
回答
国民健康保険は、病院など医療機関でかかった医療費のうち、窓口で支払った金額を除いた分に対し、半分を国・北海道・浦幌町が負担し、残りの半分を国民健康保険加入者皆さんに負担していただくことになっています。したがって、病院など医療機関に支払われる医療費が多くなれば、加入者皆さんの負担も大きくなってしまいます。
よって、所得を基に税率を算定するのではなく、国民健康保険負担分を基に算定された税率をかけさせていただき、国民健康保険税として応分の負担を加入者皆さんにしていただくことになります。
現在、町では特定健診・特定保健指導・国保ドックなどにより、病気の早期発見・早期治療を目標に生活習慣病の発症予防や重症化予防に取り組んでいます。
今後も医療費を抑えることができるように努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
水道料金につきましては、平成22年4月1日改正により平成26年3月31日までの期間で料金設定しています。
水道料金は自然的条件、地理的条件、社会的条件などの要因によって差が生じます。本町は給水面積が広大で長い給水管により供給しているため、多額の施設整備費がかかります。平成24年3月31日現在の起債償還残高は約20億4500万円となっています。
大都市のように人口密度が高く多くの料金収入が見込める地域と比べると、本町のように人口密度が低く料金収入が見込めないなどの条件により、1戸当たりの負担も大きく料金が高くなっている状況です。
今後もより一層維持管理費の節減に努め、安全で安定した給水サービスと健全経営に向け努力してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
- 回答課
- 町民課住民税係
町民課保険医療係
施設課水道業務係