救急病院の誘致を

登録番号
00156
更新日
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受理年月日 平成27年8月31日
回答年月日 平成27年10月16日

内容

北海道には救急病院が少ないと聞きます。浦幌は土地がたくさん有ります。誘致する事は出来ないでしょうか。

回答

日本の救急医療体制は、都道府県が作成する「医療計画」に基づいており、救急の患者さんの症状や緊急度によって、次表による、初期、二次、三次救急医療の3段階の体制に分かれ、それぞれの病院や診療所が救急医療の役割を分担し対応することになっています。

そのため北海道の救急医療提供体制は、各市町村単位にあります病院や診療所が行っている初期救急医療や、北海道が認定した救急告示医療機関が行っている二次救急医療と、重篤救急患者の救急医療を担う三次救急医療の体系で整備されています。

このことから、ご意見のありました、浦幌町に救急病院を誘致することについてでありますが、ご質問のとおり浦幌には使用可能な土地はありますが、北海道の救急医療提供体制は、この「医療計画」に基づき整備されることになっているため、残念ながら救急病院の誘致はできませんのでご理解願います。

なお、浦幌町立診療所では平日の時間外や、休日の救急診療を行っていますので、受診する前には町立診療所(電話576-2449)にご連絡ください。

救急医療の役割区分

初期救急医療機関
比較的軽症な救急患者の治療を行う医療機関で、浦幌町では町立診療所が担っています。(一般診療所や、かかりつけ医)
二次救急医療機関
主に救急車等により搬送され、入院治療を必要とする重症救急患者の治療を行う医療機関で、十勝管内には21か所あります。(都道府県が認定する救急告示医療機関)
三次救急医療機関
重症及び複数の診療科領域にわたるすべての重篤な救急患者を24時間体制で受け入れる医療機関で、十勝管内では帯広厚生病院救命救急センターが担っています。
回答課
保健福祉課
浦幌町立診療所
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