VOICE(町民の声)~厚内浜の立入りについて

登録番号
00223
更新日
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受理年月日 令和3年5月26日
回答年月日 令和3年6月29日

内容

自然豊かな小さな町は今も昔も変らず平和な町でしたが、5月連休前より前年春一番の住民が楽しみにして居りました浜ボーフが、根こそぎ持去られて居るのに愕然とし、その数、数百か所余り、地元住民は大切に根本より採らず、必ず小さな根でもまた砂に埋めて来る事にして居り、「来年芽を出してね」と埋めて来て居り、本当に少しずつ増えつつ有った矢先でした。自然を大切にそして地元を愛する者にとって怒りが収まらず、持ち去った人達に罰を与えたい気持ちでいっぱいです。

以前町で浜ボーフを生育するのを見た事が有りましたが、町で持ち帰ったので有れば仕方ないと思いますが、地方又は他町村の人が持ち去ったので有れば、とっても残念に思います。どうぞ厚内浜も石狩浜、大楽毛浜の様に成らない様に、役場又は観光協会様にて地元以外の人の立入りを禁止する看板をきちんと分りやすい設置を心からお願い申し上げます。

回答

ご意見ありがとうございます。

さて、ハマボウフウは海岸の砂地に自生し食用として利用されていることから、町内では過去に町民有志の方々がハマボウフウを活用した地域活性化に取り組んでおられたことがありましたが、現在、町内でそのような活動は行われていないようです。

ご意見にあったとおり、かつて白糠町から釧路市にかけての恋問海岸や大楽毛海岸では、ハマボウフウが食用目的で乱獲されました。ハマボウフウ減少の要因は、採集圧の高まりや海岸環境の変化による砂浜面積の減少と土壌化の促進と予想されます。

今回、少しずつ増えてきたハマボウフウが根こそぎ持ち去られ、厚内浜の自然が守られるかを心配されてご意見をいただきましたが、ハマボウフウが生息している海浜地などには町や観光協会が採取を規制するために立ち入りを制限することはできませんが、多くの人々に現状を知っていただき、自然環境の大切さや山菜の適切な利用を呼びかけるよう、町として取組を強化していきたいと考えています。

回答課
まちづくり政策課
浦幌町立博物館
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