行政改革?
受理年月日 | 平成16年11月20日 |
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回答年月日 | 平成16年12月17日 |
内容
町の行政については、人件費をはじめとして施設維持費などのあらゆる面から改革をされていることと思います。
今年もすでに来年度の予算を考える時期がきていますので、各課長さんを中心に来年度予算の編成作業にあたっていると思いますが、私の感じていることを一言。
役場を訪れると、廊下も階段もとってもきれいで気持ちよく感じます。しかし、そのために清掃する人を雇っているのはどうかと思います。
行政改革の一環として、職員の方々が清掃するようなことは考えていないのでしょうか?経費の節減になると思います。
また、各課に臨時職員という待遇で勤務している方が相当数いますが、職員だけでは仕事ができないのでしょうか?
職員の方々は、給与をカットされたり、定期昇給がなくなったりと、実にたいへんな時期を迎えていることとは思いますが、自らの給与を守るためにも、臨時職員を廃止することを考えられてはいかがですか?これもまた、経費節減になると思います。
私は、行政改革というのは、節電・節水・可能な限りの職員以外の雇用の廃止などの身近なところから行うべきと考えますが、いかがなものでしょうか?
回答
ご提案をいただきありがとうございます。
庁舎内の清掃は2名の委託職員により行っています。
本年度から1日勤務を半日勤務に変更し、事務所部分については、毎週金曜日に職員が清掃を行っています。
9月と10月には庁舎周辺の草刈を職員のボランティアにより実施するなど経費の節減に取り組んでいますが、更なる削減に向けて庁舎内の清掃をすべて職員で対応できないか検討をしていきます。
臨時職員の雇用については、平成15年4月時点では27人を雇用していましたが、現在は9人を削減し18人となっています。
町では人件費を圧縮するために退職者の不補充を行っています。また、市町村合併協議による職員の派遣、地方分権による権限の移譲などにより、職員個々の業務量は増加しています。
臨時職員を廃止したことにより、職員の時間外勤務手当の支給が増えるようでは、行財政改革につながりません。
スタッフ制の導入などを検討し、簡素で効率的な組織への転換を図りながら臨時職員の適正配置を行っていきます。
町財政の厳しさがます中、ご意見にありましたように身近なところからの節減が必要となっています。
多くの皆さんからご意見、ご提案をいただき、様々な角度から検討し、既成概念にとらわれない徹底した節減に努めていきます。
- 回答課
- 企画総務課地域政策係