第3セクターについて
受理年月日 | 平成17年4月5日 |
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回答年月日 | 平成17年4月11日 |
内容
第3セクターの中身はどうなっているのでしょうか。他町では廃止されているようです。留真温泉の存続の見通しはあるのでしょうか。
回答
町の第3セクターは、現在、浦幌乳業株式会社と、ユーエム株式会社の2社があります。
浦幌乳業につきましては主要な事業内容としては、乳製品の製造および販売を行い、従業員数は(平成16年3月31日現在)25名で、町と農協が株の共同出資をしています。
平成15年度は、年間処理目標の5万トンを達成し、売上約45億円で前年比113.7パーセントの増収となり、経常利益は約3千万円、当期利益は約410万円でした。今後は、年間処理目標を6万トンに増量し、乳製品拡大生産を主眼に経営改善をしていく予定となっています。
次に、ユーエム株式会社の状況でありますが、主要な事業内容は、
- ギョウジャニンニクを原料とした製品の製造販売および地元生産品の販売
- 町の受託事業(一般廃棄物処理センター・終末処理センター・水道事業・公衆浴場管理等)
- 浦幌留真温泉事業
となっています。
販売事業は、売上高約3千500万円で当期利益約400万円。受託事業は、当期利益約680万円。留真温泉事業は、売上約1千500万円ありましたが、経費が上回り約300万円の当期損失となりました。ユーエム全体としての当期利益は、約800万円でした。
留真温泉事業は、「町民憩いの場」としての視点のもと運営にあたり「留真温泉のお湯」を求めて、日帰り入浴者数は、前年を上回る、2万人弱の人に利用いただきましたが、宿泊につきましては前年比、約300人減となりましたが、平成16年に源泉の飲料許可を取得後は増加傾向にあります。今後も町民の健康と福祉の増進そして地域の有力な観光資源として町の活性化の起爆剤として多くの期待が寄せられていることもあって更に温泉のブランド化を第一目的とし、温泉周辺の整備を実施しお客様に気楽に来て頂ける環境をつくり当分の間、ユーエムへ受託し存続してまいりたいと思います。
- 回答課
- 産業課商工労働観光係