浦幌町障がい者計画・浦幌町障がい福祉計画(素案)
結果公表日 | 2021年3月5日 |
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「浦幌町障がい者計画・浦幌町障がい福祉計画(素案)」に対して、町民の皆さんから広くご意見をいただくため、1月25日から2月19日までパブリックコメントを実施した結果、3件のご意見をいただきました。
浦幌町障がい者計画・浦幌町障がい福祉計画(素案)に対する意見
意見(1)
意見趣旨
浦幌町障がい者計画・障害福祉計画(案)を拝見しました。そこで、次の点について検討願います。
P42に成年後見制度利用支援事業の記載がありますが、基本的に市民後見人については現実的ではないように感じます。被後見人等の各種届出や金銭の管理などが親族や保護者でもない第三者によって行われることに対してそのチェック機能について不安を感じるからです。
また、保護者や親族が後見人になることに対してかかる費用(家庭裁判所への申立て費用及びその付随費用)についての負担が大きいため、その費用を一部でも助成していただけるといった柔軟な対応ができるように制度の拡充について検討ください。
回答
国の「成年後見制度利用促進計画」では、本人の状況に応じて、本人に身近な家族、福祉・医療・地域の関係者と後見人等がチームとなって日常的に本人を見守り、本人の意思や状況を継続的に把握し必要な対応を行う体制を構築することが重要であるとされています。このことからも、本町において、地域の関係者が連携し利用者を支援する体制や、市民後見人を育成しその活動をフォローする体制を構築し、利用者及び市民後見人双方の不安の解消に努めてまいります。
また、申立て費用の助成については、令和2年9月に「浦幌町成年後見制度利用支援事業実施要綱」を改正し、申立てをする親族がいない方への町長申立ての実施や、申立て費用や成年後見人への報酬の負担が困難な方への費用助成を実施しています。親族の申し立てに係る費用については、上記要綱に基づき、被後見人及び申立人の親族が、申立て費用の負担が経済的に困難であると認められる場合に助成できることとしています。
意見(2)
意見趣旨
私は何十年か前に障がい者枠で役場の施設で働かせて頂きました。
今思えばその頃からそういう制度があったのだと思います。
障害があっても何か出来る仕事があるような気がします。
町でも短期間でも若い方で少しでも働きたいという意欲がある方にはそういう場があればと思います。
回答
浦幌町では、令和3年度採用職員の中で障がい者雇用枠を設け募集をしたところです。障がいのある方が、町職員として少しでも働くことができるよう、多様な雇用形態の創出や就労希望者への情報提供に努めてまいります。
また、人手不足で悩んでいる事業所等の現状を把握してマッチングを支援することや、事業所へ国等の助成制度を周知すること等を通して、事業所の積極的な障がい者雇用の推進に努めます。
意見(3)
意見趣旨
自立支援協議会や親の会などで、要望が、あってもなくても、活動状況を発信していくことや提案していくことが大切なのではないかと考えます。そのためには、工夫が必要だと思いますが、
「浦幌町でも、活動していますよ」
「どんどん声を上げて良いんですよ」
「困っている事はありませんか」
のような事を気軽に話せる環境をつくることが大事だと思います。
たとえば、本人や保護者さんを対象に、楽しめるイベントなどを企画するとか、座談会や講演会や勉強会などをやってみるとか・・・
回答
ご意見のとおり、各団体等の発信や提案、気軽に話せる環境づくりは、安心して暮らせるまちづくりを進める上で、必要不可欠であると考えております。そのため、浦幌町地域自立支援協議会での広報・周知活動を進めていくほか、関係機関の相談体制の整備に努めてまいります。
また、イベントや講演会等についても、交流や啓発活動の一つとして検討してまいりたいと思います。
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