当診療所のご案内

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所長のあいさつ

◇はじめに
 4,000人の町に、一つの医療機関。責任重大、緊張する。医療保健衛生という分野で為すべきことは沢山ある。山積する課題に しっかり取り組まねば。意欲が掻き立てられます。緊張と意欲の現場、それが、わが浦幌町立診療所です。
 でも、緊張と意欲だけでは苦しくって息が、イキがあがっちゃう。そこにユーモアとか和やかな言葉とか笑顔でも加えなくっちゃ。そんな心掛けを大切に活動しているのが、わが心の浦幌町立診療所、なのです。

◇浦幌町民憲章(1969年制定)と浦幌町立診療所
 町民憲章の第一項に、『元気で働き、楽しい人生を築きましょう』と謳われています。同感。ぜひ、そうありたい。しかし、人生いろいろ、山あり谷あり、元気が出ないとき、楽しいが消えてしまうとき、があると思います。知らぬ間に健康が危機に陥っていたりするのです。そんなときはわたしたちの出番です。
 浦幌住民の元気や楽しいを支えるために仕事をするのだ、とわたしたちは思い定めています。元気と楽しいが損なわれたとき、あるいは元気と楽しいを維持するために、わたしたちを利用していただきたい、と思っています。

◇何でもありの有床診療所
 入院患者を収容できる診療所。救急対応365日24時間。専門科での診療が必要な時は帯広釧路の二次三次医療機関に転送することも勿論あります。医療連携を駆使しながら、地元の医療機関として求められることを、できる限り担う。それがわが診療所の立場です。

◇病気を診る、病人を看る、暮らしを支援する
 外来診療では高血圧、糖尿病などの慢性疾患、熱が出た、お腹をこわしたなどの急性疾患、などよく出くわす・ありふれた疾患の背後に別の問題を抱えていないか、をさぐる視点を大切にしています。心身状況のみならず家庭家族/生活背景など複合的にとらえて支援する必要を感じています。

◇少子高齢化・少産多死時代を生きる、支える
 少子高齢化、少産多死という日本社会の問題は、今この浦幌で起きていることです、この町に暮らす住民自身の問題です。私たちは日々、加齢関連疾患、がん、認知症、看取り、などの問題を抱えた方々およびそのご家族に向き合っています。他の医療機関や介護施設との協力連携を図りながら、その人その家族に相応しい診療とケアを提供しその方の生活を支えようと活動しています。
              
                        所長 榊 原 政 裕

基本理念と基本方針

わたしたちの基本理念

 浦幌町立診療所で働く私たちは、学んだ知識と技術を活用し、医療と介護の領域で、郷土浦幌に住む人々の、いのちと暮らしを支えます。

わたしたちの基本方針

1 診療とケアの多様で広範な課題に対し、限られた医療資源を有効利用するために、施設間連携と多職種協働を推進し、患者・家族を支える連携網づくりとその円滑運用を図ります。
2 基本的人権、患者の自己決定権、個人情報保護に配慮した患者中心の医療を展開するために、皆さんの声に傾聴し、対話を重ね、信頼関係を築くように努めます。
3 日々の診療ケアで学び、研修会・学会で医療看護の進歩を学び、当院の診療内容を更新します。見聞を広げ、教養を深め、人間性を養い、人間味あふれる医療を提供することを目指します。
4 職員一人ひとりが働く喜びを実感できる明るい職場づくりに努めます。また一職域として他の職場と交流を図り、地域の行事や集会に積極的に参加します。

診療所の概要

浦幌町立診療所の沿革

年 月 日 摘   要
昭和29年6月1日 (1954)

昭和31年6月1日 (1956)

昭和45年3月31日 (1970)
昭和45年4月1日 (1970)

昭和45年10月1日 (1970)
昭和49年12月1日 (1974)

昭和58年3月25日(1983)
昭和58年4月15日 (1983)
昭和59年4月1日 (1984)
浦幌町国民健康保険直営診療所開設(園部栄一院長) 岩田 勇院長
浦幌町国民健康保険病院開設(5/15許可) 島田実院長 椿貞一院長
浦幌町国保病院廃止
国保浦幌町立診療業務を委託(初代 椿貞一院長)
浦幌町立診療所落成
南平信雄院長「南平医院」を経営(~昭和58年4月14日)
浦幌町立診療所開設
小野寺文雄先生経営委託で着任
榊原政裕先生経営委託で着任
平成3年9月24日 (1991)
平成5年9月1日 (1993)
平成10年6月30日 (1998)
平成10年6月30日 (1998)
平成10年7月1日 (1998)
平成16年1月1日 (2004)

平成16年4月1日 (2004)
平成17年4月1日 (2005)
平成18年4月10日 (2006)
平成18年7月13日 (2006)
平成19年4月1日 (2007)
平成21年4月1日 (2009)
平成24年4月1日 (2012)
平成27年4月1日(2015)
平成30年3月28日 (2018)
平成30年4月1日 (2018)
映画「いつかどこかで」のロケ現場となる
医師二人体制(~H6.821)
榊原政裕先生退任
新診療所竣工
細川吉博先生に経営委託
運営主体が町直営となる。
倉橋優子所長就任
紺野靖所長就任
佐藤良太郎所長就任
倉橋優子所長就任
大腸内視鏡検査開始
上林仁所長就任
菅原陽一所長就任
榊原政裕所長就任
日曜診療開設(第2・4日曜日の10時~16時)
菅原陽一医師退任
夜間診療日、毎週火曜日から水曜日に変更
令和3年3月15日 (2021)
令和5年11月30日 (2023)
令和6年6月6日 (2024)
日曜診療の廃止
十勝いけだ地域医療センターと医師派遣契約
協立病院と医師派遣契約(毎週木曜日勤務)
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