浦幌町の概要と紹介

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浦幌町地図

浦幌町の位置

北海道十勝総合振興局管内の最東端にあります。地形はゆるやかな丘陵地と河岸段丘からなり、東は丘陵山脈、南は太平洋に面した南北に長い町で、山林が7割を占める行政面積は全国市町村で91番目の729.85平方キロメートルです。
町の中央部を延長90.2キロメートルの浦幌川が流れ、十勝静内川・浦幌十勝川と合流し、地味良好な耕地をつくって太平洋に注いでいる自然豊かなまちです。

浦幌町の沿革

明治2年、十勝国十勝郡に属し、同年静岡藩の支配を経て同4年、開拓使の直轄となりました。この頃、当地域にはベッチャロ・トカチ・オヘコハシ・アイニウシ・オホツ・ヲサウスの6ヶ村が置かれ、同13年、十勝外四郡戸長役場を独立させ、生剛の地に戸長役場を設置しました。この間、岐阜農場などの農場と団体・単独入植が相次ぎ本格的な開墾が始まった明治36年、浦幌~釧路間の鉄道が開通し、浦幌駅も開業したことから役場を浦幌に移転。本格的な村づくりが始まり、同39年4月1日には二級町村に指定され、生剛村・愛牛村をもって生剛村となり、同45年には浦幌村と改称しました。昭和29年町制を施行して浦幌町が成立し、翌30年大津村の東部を編入し現在に至っています。

浦幌町民憲章

開基70年を記念して、わたくしたちの町にも心のよりどころとなる町民憲章を制定し、生活信条を表現いたしますが、真に町民自らの声を生み出し、しかも個々の意志に密着するものでなければ信条の確立は期待できないと考えます。
このような考え方に立って新しい時代に適応した町づくりを実現し、子孫の繁栄する未来を築いて行くには豊かな人間性を培い、開拓の先人たちの気概と実行力、あわせてお互いの心のつながりがぜひ必要です。
そして互いに共通の生活目標を持ち、誇りを持ってわたくしたちの先祖と子孫に対する町づくりの責任を果たしていかなければなりまん。
浦幌町民憲章はこのような趣旨のもとに作られ、制定されたものです。今後この憲章をみんなの憲章にするためにも、よく理解し親んで、一人ひとりの実践が今を充実させ、よりよい町づくりが期されるのです。

前章 わたしたちは豊かな資源に恵まれ、雄大な太平洋に望む十勝に浦幌川の清き流れと、たくましい開拓精神を受け継ぐ和協浦幌の町民です。この町の限りない発展を願い、よりよい町民となるためこの憲章を定めます。

  • 1章 元気で働き、楽しい人生を築きましょう。
  • 2章 お年寄りを敬い、子どもを愛し明るい家庭をつくりましょう。
  • 3章 きまりを守り、明るく住みよい社会をつくりましょう。
  • 4章 自然の恵みに感謝し、産業の発展に務めましょう。
  • 5章 香り高い郷土の文化をつくりましょう。

町章

浦幌町の概要と紹介

外側の太い線は十勝国、内側の細い線は十勝郡の「十」の頭文字を意味し、中心に躍進を続ける大浦幌町を表徴し、全体を通じて十勝郡浦幌町を示したものです。昭和24年に開村50年を記念して制定しました。

浦幌町歌

作詞 小原四郎
作曲 林 喬木
  1. 山青く 河清し とこしえの若さ 花と咲く うらほろ 人の和と文化をそえて 新たに明けるわが町
  2. 風かほり 野は稔る ひたすらの心 幸をうむ うらほろ 産業のすべてをあげて とどろき進むわが町
  3. 空高く 星さやか あめつちの恵み 限りなき うらほろ 日に月に光をまして いやさら伸びるわが町

町の花・木・鳥

町の花・木・鳥は昭和60年度に町民による一般公募を行い、町の花152件、町の木152件、町の鳥151件の応募の中からそれぞれ決定されました。

町の花 ハマナス

町の花 ハマナス

町内では豊北原生花園などに大群落をつくり、高さ1~1.5メートルで枝にはトゲがあるバラ科の小低木です。わが国北部の海岸砂地に自生しますが、特に北海道のハマナスは石川啄木の歌や文学にあらわれ親しまれています。幹枝にとげを密生し、夏は紅色五弁の美花の芳香がすばらしいです。町の花となって以来、白花ハマナスも植えられるようになりました。花は淡紅色ですが、まれに白色の突然変異種もあります。花からは良質の香水がとれ、実からはジャムがとれます。

町の木 ナナカマド

町の木 ナナカマド

落葉小高木で樹高は15メートル内外、葉は羽状複葉で9~15枚の小葉を持ちます。小葉は長楕円形で、先が尖り、縁には低くて鋭い鋸歯があります。7月になると小形白色五弁の花を群がりつけます。また、淡赤から深紅に至る実と紅葉は北国の秋を楽しませてくれ、ツグミなど渡り鳥が群れをなしてついばみます。

町の鳥 アオサギ

町の鳥 アオサギ

湿地の大木に集団で営巣するアオサギは、上面は濃い灰色で下面が白いです。くちばしと足はともに長くて白く、首をS字形に曲げるか、緩めてゆっくり羽ばたいて飛びます。毎年3月中旬頃から北海道に渡来し、4~6月頃に高い樹の上に小枝を集めて60~70センチメートルの巣をつくり、青緑色の卵を3~5個産卵します。本町の新吉野駅から北西2キロメートルにある湿地帯であるヤチハンの木林に、以前は200羽もこの営巣があり、浦幌川などで捕食している姿が見られます。冬は九州以南に渡り、飛ぶときに長い首をS状に縮め、脚を尾端から長く出しているのが特徴です。

お問い合わせ

まちづくり政策課

〒089-5692
北海道十勝郡浦幌町字桜町15番地6
電話:015-576-2112
FAX:015-576-2519
E-mail:mati@urahoro.jp

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